流量調査

超音波式水位計+パーマボウラスフリューム

管路内にパーマボウラスフリュームと超音波式水位計を設置し、限界流と射流を発生させることで流量を算出します。小口径管きょにおける流量計測に最適で、最も一般的な計測手法であり精度も高いです。
計測箇所の流水の状況により、最適な計測水路の選定が重要なポイントとなります。

圧力式水位計+四角セキ

管路施設内に四角セキを設置し流れをせき止めることで限界流を発生させ、越流水深を計測することで流量を算出します。管勾配が急な場合や流出入管に落差がある場合、もしくは会合部における流量計測に用いられる手法です。

面速式流量計

管路内に面速式流量計を設置し、計測水路の水路形状から流水断面を算出し、平均流速を乗じて流量を算出する。大口径(概ねφ500mm以上)の流量計測に用いられる計測手法です。
流水断面が大きい場合、流速分布にバラツキが生じることで計測値と真値に差異の生じる場合があります。

降雨観測


降雨による不明水の影響を検証するための基礎データ収集を目的とします。
計測方法は0.5mmの転倒桝式雨量計を障害物の無い屋上等に設置し、5分単位で観測します。
雨の降り方が地形により異なるため設置ポイントは1箇所に限定せず、適宜、雨量計を設置することをお勧めします。

地下水位調査


マンホール内インバート付近を削孔(18mm)しアクリルパイプを立ち上げて地下水位を計測します。

計測方法:連続計測を行う場合は圧力式水位計を投入します。
:目視により地下水位を確認します。